[ キャンベルの分類 ]
キャンベルの分類では3つの対になる
基準の組み合わせによって分類される


 (1) 「随意」      ⇔     「目的的」
    (voluntary)        (objecive)

 (2) 「間接的」    ⇔    「直接的」 
    (indirect)          (direct)

 (3) 「自由な反応」  ⇔ 「組織化された反応」
   (free-response)     (structured)


(1) 「随意」・・・・・反応が評価される正解の基準が外部にない場合

..  「目的的」・・・陰に陽に回答者自身の外部に正解があり
          これに対して答えを選択するように
          考えなければならないもの


(2) 「直接的」・・・回答者の理解と施行者の理解が一致しているもの

..  「間接的」・・・回答者が抱くのと違った
          次元やカテゴリーで反応が解釈される


(3) 「自由な反応」・・・・回答者が自分自身の体裁を
              ある素材に自由に表現できる場合

..  「組織化された」・・回答方法が形式化されていたり
              選択方法、選択数などが決められてる場合


1. ≪随意で、間接的で、自由なタイプ≫

  「自由連想法」・「ロールシャッハ」・「課題統覚検査」(TAT)・
  「人形遊戯法」・「描写法」・・など


2. ≪随意で、間接的で、組織化されたタイプ≫

  「多肢(項)選択ロールシャッハテスト」(完全には組織化されていない)
  「Q-分類法」・「セマンティック・ディファレンシャル法」・
  「色彩象徴テスト」(CST)


3. ≪随意で、直接的で、自由なタイプ≫
  「文章完成法」(SCT)


4. ≪随意で、直接的で、組織化されたタイプ≫
  「ウッドワースの目録」・「ミネソタ多面人格目録」(MMPI)
  「矢田部・ギルフォード性格検査」(YG検査)
  「モーズレイ性格検査」(MPI)


5. ≪目的的で、間接的で、自由なタイプ≫
  「同様音反復法」


6. ≪目的的で、間接的で、組織化されたタイプ≫
  「誤り選択法」(error-choice-approach)


7.8≪目的的で、直接的で、自由なタイプ≫
  ≪目的的で直接的で、組織化されたタイプ≫
  この2つには、ほとんどの能力検査や学業検査当てはまる



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